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崇めつづけて 主を崇めて
 ハリを崇めて 崇めつづけて
 
主の家は 遥かに遠くある
 まるで ナツメヤシの木のように
登れば味わえん 愛の蜜を
 落ちれば滅びん もろともに
鎧をなぜに 身につける
 なぜ振りかざそう 身の盾を
勇者は 己が武器を知り
 戦う 恋人と結ばれて
智慧の泉を 短剣と
 グルゴゥヴィンダを 刀とし
無欲を槍として 手に持てば
 全ての戦に 負けはせぬ
この身は 骨と皮ででき
 血と節々とで 動くだけ
ミーラの神さま ギリダラナーガル
 崇めつづけん 主の神を


ラグ ラフナー ラグ ラフナー


注  グルゴゥヴィンダ: クリシュナのこと

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